立命館大学バレーボール部

 
−2001年北京ユニバーシアード応援ページ−

     「北京ユニバへの道」 



<中国遠征〜国内最終合宿活動記>
 
<全日本ユニバチームの活動スケジュール>
 (この活動内容はあくまでも現段階の予定です。実際までに変更の可能性は大いにあります)
活動内容 本日のユニバチーム情報&備考
8 1 北京遠征(関西空港10:00発)  本日から北京遠征です。しかし、北京でどうなるのかの情報は、今朝の時点でもまったく情報が入っておらず、不安を抱えたままのフライトでした。 さてそんな状況の中、北京空港についてみると、われわれを出迎えてくれたのは、通訳の楊さんと秦皇島スポーツセンターの方々でした。そこで初めてわれわれがこれから行くのが北京ではなく、河北省の秦皇島というところだということがわかりました。つまり北京遠征だと思っていたのが、北京は素通りで、これから帰国の日まで秦皇島に滞在するということです。
 通訳の楊さんの口から「今から3時間半ほどバスに乗ってもらいますので、トイレは今のうちに済ませておいてください」という一言。われわれは「3時間半?」と驚いて聞きなおしましたが、楊さんはニッコリ笑って「そうです3時間半か4時間かかります」と言ってのけたのでした。(笑)
 この秦皇島というところは、渤海の沿岸で中国有数のリゾート地です。昔から中国のお金持ちたちが別荘を建てて、バカンスを楽しむようなところらしく、そこに大きなスポーツセンターがあり、中国ユニバチームもずっとここで合宿をしているとのことです。名前に「島」とついていますが、れっきとした陸地です。海岸に沿ってホテルが林立しています。興味のある方は是非世界地図を出してきてユニバチームが居るところを見つけてください。
 北京からだだっ広い中国の大地を、本当に長い間バスに揺られて宿泊地のホテルに到着しました。われわれが宿泊することになったホテルは、完璧なリゾートホテルといった感じで、多くの中国人観光客や外国からの観光客であふれかえっていました。しかし、とにかく無事到着して良かったです。
 明日からいよいよ中国での活動が始まります。今日は長旅といろんな驚きで、みんな少々疲れていますので早く床につきたいと思います。なお、こちらでの通信環境は整っていないため、この日記も定期的には更新が出来ないと思います。ご了承くださいね。
2 中国遠征  本日の秦皇島は、朝から雨が降っていました。朝から中華料理のフルコース攻めで、これには結構やられました。こちらへ来てから毎食事は豪勢な料理がたくさんでて、毎回食べ残してしまうのが、もったいない思いでいっぱいです。
 朝食後、いつものように9時半から午前中の練習を行いました。練習場所となった秦皇島スポーツセンターは、昔は中国全土から各種目の優秀な選手が集められ、ナショナルチーム要員育成の拠点となったところです。現在は、中国政府も以前のように国費を投じてのスポーツ強化は、難しくなってきているようで、サッカーだけが、この施設の中にサッカー選手のための学校を設け、授業料をとって施設の運営に役立てているそうです。

<中国ユニバチームとの練習試合>
 1セット ×25−27
 2セット ×20−25
 3セット ×18−25
 ※セットカウント0−3でストレート負け

 今日の試合は、お互いに最初は手探りの状態で始まり、その後は日本につなぎのミスが多く、また、スパイカー陣もイマイチの決定力で、中国チームに各セットとも優位に立たれ、それをひっくり返せないままに試合が終わってしまいました。セッターとスパイカーの微妙なコンビのずれが、まだまだ多く見られる試合内容です。
 そのため、試合終了後も日本チームは体育館に残って、本日の試合の課題を克服するための練習に打ち込みました。早くチーム力を安定させたいものです。
3 中国遠征  本日はようやく天気も晴れわたり、朝から海岸へ出かける中国人の家族連れで、ホテルのロビーはにぎわっていました。そんな中、われわれは午前の練習のために、スポーツセンターの体育館へと足を運ぶのでした。午前中の練習は、故障を持つ者(千葉・甲斐・今井)は、トレーナーの尾崎先生の部屋で治療に専念することになり、その他のメンバーで午後からの試合に備えて軽く汗を流しました。

<八一軍クラブとの練習試合>
 1セット ○25−23
 2セット ○25−20
 3セット ×22−25
 4セット ○25−22
 ※セットカウント3−1で勝利!

 本日の対戦相手「八一軍クラブ」は中国軍隊のチームで、全国から優秀な選手を集めているチームです。メンバーの中には中国ナショナルチームのメンバーも入っていて、中国の強豪チームの一つです。
 今日の試合では、昨日の中国ユニバチームとの試合とは打って変わって、サーブレシーブや、勝負どころでのスパイクがよく決まり、ブロックも頑張って良いゲームが出来たと思います。今回の遠征での初勝利となりました。
 なお、千葉・甲斐は故障治療中のため本日は試合に出ていません。明日チーム全体は、練習は行わず治療や休養に専念することになりましたので、彼らもゆっくりと身体を治す時間が出来ました。みんな海に行って遊ばずにきちんと治療しろよ(笑)
4 中国遠征 <治療・休養日>
 本日は、治療&休養のため終日オフとなりましたが、あいにく朝から雨模様です。晴れていれば、すぐ近くが海水浴場ですので、選手たちは遊びに出かけるのでしょうが、この空模様では無理になりました。でも逆に心身の休養にはもってこいでしょう。
 毎食時が中華料理のフルコースだと先に書きましたが、そんなあらゆる種類の料理に一番果敢に挑んでいるのが山村です。他の選手が結構見た目や匂いで簡単にギブアップするものでも、彼はたいてい一度は口に入れてみます。チーム一の長身の彼は、食の探究心でもチーム一です。これぐらいでないとたくましい選手には育ちません。良いぞ山村、何でも食べて世界一を目指せ!
5 中国遠征  昨日の休養日があけて、本日から活動再開です。午前中は故障のため治療に専念する千葉と甲斐を除いたメンバーで、サーブとサーブカットの練習を集中して行いました。心なしかみんなの顔が明るいような気がします。
 その後の昼食では、セットメニューをキャンセルして湯麺とチャーハンを特別に注文して出してもらいました。やはり我々には麺類とごはんものが合うらしく、みんなどんどん食べていました。しかし通訳の楊さんいわく「中国ではこういうホテルに来て、湯麺を食べることはまず無いですよ」と言われました。日本で例えると高級ホテルのレストランでたこ焼きをたべるような感覚らしいです。でも、やっぱり日本人には麺類(笑)

<中国ユニバチームと練習試合>
 1セット ○25−18
 2セット ○25−22
 3セット ×25−27
 4セット ×20−25
 5セット ×11−15
 ※セットカウント2−3で逆転負け

 本日の中国ユニバとの試合では、前回の敗戦を教訓に強いサーブで攻め、きっちりとスパイクを決めていくことを目標にしていました。
 第1・第2セットはその目標どおりに強烈なサーブで中国チームを崩し、優位な展開に持って行きました。しかし、第3セットを終盤の競り合いで惜しくも中国に奪われると、その後は中国が勢いを盛り返し、第4・第5セットを連取されての逆転負けとなりました。
 悔しい敗戦となりましたが、前回の試合よりもわがチームのチーム力が上がってきたように思います。9日に中国ユニバと再び対戦しますので、その時こそ雪辱を果たしたいと思います。なお、本日も千葉・甲斐の両名は大事をとって出場はしませんでした。両名とも今が我慢のしどころです。きっちり直して本番での活躍を祈ります。
6 中国遠征  本日も朝から雨模様です。こちらへ来てから、朝にからっと晴れていることは一度しかありません。せっかく海岸沿いのホテルにいるのにどんより曇った空を見ているのは少し残念です。
 午前中の練習は、いつもと同様サーブとサーブカットの練習でした。しかし、体育館内の湿度が高いため、汗が乾かず、床に落ちた汗を拭き取るのも大変でした。昨日の試合の時もそうだったのですが、床が濡れて滑るため結構そちらに神経を使います。本日の試合には各自ホテルの部屋からフェイスタオルを床拭き用に持参することにしました。滑って怪我をするわけにはいけませんからね。

<八一軍クラブとの練習試合>
 1セット×16−25
 2セット○25−20
 3セット×26−28
 4セット○25−22
 5セット×12−15
 ※セットカウント2−3で敗戦

 今日の試合は、セッターを前田から熊谷に代えて臨みました。第1セットは細かいコンビミスがあり、波に乗れないまま相手に一気にもっていかれてしまいましたが、続くセットからは日本チームもコンビが合い始め、勢いが出てきました。結局その後は1セットづつ取り合って、試合は昨日に続きファイナルセットへ。
 序盤から中盤までは僅かに日本がリードを保っていましたが、その後追いつかれ、連続の失点などもあり、最後は押し切られました。残念です。
 また、本日も千葉と甲斐はコンディション調整のため出番なしです。
 明日は、試合の無い日なので、気分転換も兼ねて午前中は観光に出かけます。スポーツセンターからバスを出してもらって万里の長城の起点に行く予定です。みんなリフレッシュしようぜ!
7 中国遠征  本日の日記は長編です(笑)
 本日は試合の無い日なので、午前中、チームみんなで観光に出ました。スポーツセンターが用意してくれたバスに乗り、「山海関」という万里の長城の最初の地点に行ってみました。50分ほど秦皇島市内を通って現地へ行きましたが、途中の道ではいたるところから歩行者や自転車が我々のバスの前を横切り、また自動車もスキあらばガンガン横から割り込んでくるので、乗っている私たちはヒヤヒヤものでしたが、運転手さんや通訳の楊さんは普通の顔。聞くと中国ではこんなことは当たり前のことらしいです。
 現地は、山の麓から頂上まで万里の長城の城塞が延々と続いており、麓から見ると結構急な勾配になっていました。みんなが「しんどいなぁ」と思った瞬間、ふと横を見ると日本のスキー場でよく見る2人乗りリフトが頂上近くまで設置されており、即座に全員一致でこっちのリフトに乗ることが決定しました。しかし、このリフトに乗っていざスタートすると、大変なことがわかりました。リフトから地面までの距離がものすごく離れているのです。リフトのイスの板の下は、はるかかなたに地面があるような状況です。これはさすがに高所恐怖症ならずとも恐怖感いっぱいのしろものでした。
 リフトを降りてみると、実際にはまだ山の中腹あたりでしが、素晴らしい眺望が得られました。しかし、城塞はまだそこから頂上に向かって続いており、一番上を見なければ気のすまない「頂上アタック隊」の川村・久保・菊地・甲斐の4名は見守る私たち(実はしんどいので付いていかなかった)をおいて、どんどん城塞の上を歩いて行きました。一方先のリフトの怖さに恐れをなした佐幸監督は、帰りはリフトに乗らず、城塞を歩いて降りようとしましたが、実は降りるところも結構勾配が急で、なおかつ手すりもないため、途中で降りることを断念し、結局リフトで降りることになりました(笑)しかし、中垣内コーチと尾崎トレーナーは頑張って歩いて下まで降りることに成功しました。
 しばらく私たちが中腹で待っていると上半身裸の長身集団が城塞の上の方から降りてきました。よく見ると頂上アタック隊の面々のようです。どうやら急な登りの連続であまりも暑くなってシャツを脱いだようですが、すれ違った中国の観光客の人には異様に映った事でしょう(笑)
 降りてきた彼らは、口々に「ホンマに凄い景色やった」「あれを見れて最高!」口走っていました。なかなか感動ものの景色だったようです。
 下りのリフトは上りの時とはまた違う抜群の眺望が得られましたが、佐幸監督だけは目をつぶっていました。
 さて、全員が無事に麓に到着し、またバスに乗って帰路につきました。途中マクドナルドに寄って昼食をしようということにしていましたが、しばらく行くとバスの調子が悪くなってきました。最初はクーラーが効かなくなり、それでも窓を開けて我慢して乗っていると、今度は運転手さんが道端にバスを止めてしまいました。いきなり運転手さんが運転席の後ろの床を開けるとバスのエンジン部分が出てきました。見るとエンジンを冷やすためのファンを回すベルトが外れてしまっていました。早速運転手さんは車体の下に何度ももぐり、汗と泥まみれになりながら大奮闘して、約20分後、何とかベルトを再びかけることに成功しました。その時車内に拍手が沸き起こったことは言うまでもありません。
 これで後はメデタシメデタシでマクドナルドと思いきや、悪夢はまだ終わっていませんでした。しばらくは順調にバスは走っていて、もうそろそろ市街地に戻ってきたかなと思った時、交差点の真ん中でバスは速度が落ち始め、最後にはなんとエンジンが止まってしまいました。もう運転手さんが何をやってもエンジンはかからず、どうしようもなくなった我々はビュンビュン車が行きかう交差点の真ん中でバスを降り、交差点脇の道端までバスを後ろから手で押しました。長身の集団が交通量の多い交差点の真ん中でバスを押している姿は、注目を浴びたことは言うまでもありません。
 その後、そのバスをとうとうあきらめ、タクシーをつかまえてマクドナルドへ行き、全員の分のバーガーを買って、再びタクシーに乗ってホテルまで無事帰還しました。
 ホテルに戻ってくることが出来て本当にほっとしました。(笑) しかし、異国の地ならではの、なかなか味わえない良い経験が出来たと思います。きっと明日からの試合に生かせるでしょう(?)
8 中国遠征  今日も秦皇島は晴れています。遠征後半になって気持ちの良い天気が続いています。午前中は、これまで故障治療のため戦列を離れていた千葉・甲斐を入れてのサーブカットフォーメーションを確認しました。

<八一軍クラブと練習試合>
 1セット ○25−20
 2セット ○25−21
 3セット ×21−25
 4セット ○25−22
 ※セットカウント3−1でユニバの勝利!

 最後の2日間はこれまでとは試合の対戦順番が変わって、八一軍クラブと先に試合を行うことになりました。
 本日の試合は、久しぶりに千葉と甲斐がレフト対角に復帰し、これまでのメンバーとはまた違った内容のゲームが行えました。しかし、二人はまだ完治はしていませんので2セット終了したところで諸隈・川村と交代しました。3セット目は相手に取られましたが、4セット目は3セット目と同じメンバーで戦い、きっちりと雪辱を果たし、チームとしても3−1で勝つことが出来ました。
 今日の試合の中では、だんだんとスパイクレシーブも上がるようになってきており、チーム力が向上してきていることがわかります。遠征の成果が少しずつですが、出ているようでうれしく思います。
 さぁ、明日は中国遠征最後の中国ユニバとの試合です。明後日は移動だけですので、選手たちは口々に「マジック1や!」と叫んでいます。最後は勝って日本に帰りましょう!
9 中国遠征  本日も朝から空は晴れわたり、湿気も少なくてすごし易い状態です。午前の練習は午後からの中国ユニバチームとの試合に備えての練習内容となりました。みんなマジックが点灯しているためか、結構明るい顔で練習に取り組んでいました。

<中国ユニバチームと練習試合>
 1セット ○25−19
 2セット ○25−22
 3セット ×29−31
 4セット ○25−21
 ※セットカウント3−1で勝利!

 本日がこの遠征最後となる中国ユニバチームとの試合でした。第1、第2セットは昨日と同様、レフト対角に千葉と甲斐を起用し、良いリズムで相手を押し切りました。第3セットは川村・諸隈にレフトを代え、ストレート勝ちを狙いましたが、途中不可解な判定が何度となくあり、ジュースの末、惜しくもこのセットを落としました。しかし、第4セットは再びチームを立て直し、結局セットカウント3−1のスコアでこの度の中国遠征のフィナーレを勝利で飾ることが出来ました。
 この度の遠征では、様々な状況に応じてメンバーを試すことができ、また、故障者も無理させることなく治療に専念させたおかげで、本日の試合が終わった時点で、メンバー全員が本番に備えて準備万端の状況をとることができました。
 なお、本日が誕生日の前田に対して、みんなで「誕生日ワンマン」でお祝いをしてあげようかという声が昨日上がりましたが、本人の強い固辞のおかげで立ち消えとなってしまいました(笑) 前田良かったね。
 明日は午前7時に10日間過ごしたこの秦皇島を出発します。明日は先日のような珍道中にならないように強く祈ります(笑)
10 帰国(関西空港17:30着)  本日はとうとう10日間に及んだこの秦皇島をあとにしました。朝6時起床で、7時にバスに乗ってホテルを出発しました。今回は来るときと違って、2台のバスを用意してもらい、人が乗るバスと、スーツケースなど荷物を載せるバスとなり、少し余裕がありました。
 高速道路をバスはぶっ飛ばして11時前には北京空港に到着し、秦皇島スポーツセンターの皆さんと、10日間にわたり我々をサポートしてくれた楊さんとお別れしました。楊さん本当にどうもありがとうございました。
 13時50分発の飛行機は、順調に飛行を続け、日本時間の17時30分に関西空港へ無事到着しました。到着すると皆すぐに携帯電話の電源を入れ、10日ぶりの携帯生活に戻っていきました。
 各自の手荷物をそのまま次の合宿先である東レに宅配便で送る手続きをし、また今回でチームを離れることになる尾崎トレーナーと山村に対して佐幸監督からのねぎらいの言葉があり、12日の東レでの再集合を確認して、各自久しぶりの家路につきました。
 −尾崎先生、山村、お疲れさまでした!−
 12日の夕方までのつかの間のオフですが、みんなしっかりリフレッシュを果たしましょう!
11 オフ  今日はオフ。
12 17:00集合 第4次合宿(東レ)  昨日のオフも明け、本日午後5時にチームは再集合しました。散髪へ行ったメンバーが多いようで、先日までの中国遠征の時とは違って、みんなこぎれいになっているような気がします。
 そんな中、中垣内コーチはかなり髪を短く刈っており、イメージチェンジがはかられています。本人曰く「若い美容師さんに刈ってもらったら、こんな短くなったぁ!」と叫んでいますが、なかなかよく似合っています。
 本日はミーティングだけを行い、明日から練習再開です。
13 第4次合宿(東レ)  本日の午前は、いつものようにサーブとサーブカットの確認練習を主に行いました。また途中、今度のユニバ日本選手団の団長を務められる松永氏が来訪され、氏より激励のお言葉を頂戴しました。

<東レとの練習試合>
 第1セット ○25−22
 第2セット ×11−15(15点制)
 第3セット ○25−16
 第4セット ×10−15(15点制)
 ※第2、第4セットは15点制

 本日の試合は、25点制と15点制を交互に行う変則ルールで行われました。25点制の時は、2勝しましたが15点制のときは2敗してしまいまいした。15点制とは試合にすると第5セットにあたり、それに勝つか負けるかで勝敗が決まってしまいます。その重みを感じて勝負が出来なかったことが今日の反省点です。
 今日は東レさんのご好意で午前の練習の途中から体育館にクーラーを入れていただきました。先の中国遠征時に比べたら抜群に良い環境です。それをありがたく感じて、みんなもっと頑張らねばいけません。日本での練習もあとわずか、全力で上を目指しましょう!
 
14 第4次合宿(東レ)  本日の午前練習は、トレーニングを行う者とボール練習を行う者に分かれての実施となりました。ボール練習では、久保がサーブカットを行い、前田がトス練習を行いました。その際、サーブマシンを使って、強烈なジャンプサーブをレシーブするための練習を行いましたが、マシンを操作する中垣内コーチの顔がやけに楽しそうでした。

<東レとの練習試合>
 第1セット ○25−18
 第2セット ×21−23(15点制)
 第3セット ×19−25
 第4セット ×12−15(15点制)
 ※第2、第4セットは15点制

 本日の試合は、昨日と同様25点制と15点制を一組にして2回行いました。強打のレシーブなどは調子が良かったのですが、サイドアタッカーの決定力がイマイチだったことと、サーブレシーブが乱れたことが今日の敗因です。本大会は目前、もっと頑張らなければいけません。
 明日の午前中は、チーム全体では練習を行わず、自主練習に切り替わりました。宿舎で治療を行う者、練習をする者、休養をとる者、など様々でしょうが午後からのゲームに備えて有意義に過ごして欲しいものです。
15 第4次合宿(東レ) <東レ&カナダユニバとの練習試合>
 対東レ 
  ×20−25
  ×14−25
 対カナダユニバ
  ×22−25
  ○26−24

 本日のゲームはセッター前田とスパイカー陣のコンビが合わず、自滅する内容の試合となりました。前田のトスが不安定だったのと、それをなんとか出来ないスパイカーの力不足で3連続でセットを失いました。なんとかカナダとの最終セットは粘って奪取することが出来ましたが、こんな内容ではとても本大会は勝ち抜いていけません。チーム全員の一層の努力が必要です。
 明日は午前中は練習を行い、午後からカナダユニバチームと4セットのゲームを行う予定です。明日が、このチームとしての国内最終練習となりますから、良い内容で締めくくりたいと思います。みんな頑張ろう!    
16 第4次合宿(東レ)  午前中は、いつもの通りサーブとサーブカットの練習をメインに行いましたが、最後にはシートレシーブで汗を流しました。大きな声を出してコートを走り回り、少しチームに明るさが戻ってきたような感じがしました。
<カナダユニバとの練習試合>
 1セット ×21−25
 2セット ○25−21
 3セット ○25−21
 4セット ○26−24
 ※通算成績3勝1敗

 本日のカナダユニバとの試合では、1セット目は昨日の雰囲気をそのまま持ち込むようなミスの多いバレーになって落としてしまいましたが、その後はサーブも復活し、サーブレシーブもほぼ安定して、久しぶりの3セット連取の勝利となり、国内最後の練習を勝利で終了することができました。
 本日を持って、国内での練習活動は全て終了し、後は明日の日本選手団の結団式を経て、北京へ乗り込むのみとなりました。本日ファンの方から頂戴した日本チーム必勝祈願の千羽鶴と一緒に、本大会入りしたいと思います。 -Special Thanks! Lucky Girls-
 本大会、全力で頑張ります!
17 結団式(東京)  本日は朝からお世話になった東レ体育館をあとにして、貸切バスで結団式のある東京へ向かいました。途中の道は、お盆のラッシュもなく順調に走ることができ、2時間弱で本日の結団式会場である新高輪プリンスホテルに到着しました。
 北川主将ともロビーにて久しぶりに再会し、これでようやくユニバチーム全員が勢揃いしました。
 結団式は厳粛な雰囲気で行われ、来賓のあいさつや各種目選手団の紹介などがあり、明日からの北京入りを前に一同気が引き締まりました。
 明日は7時にはホテルを出発しなければなりませんので大変早起きです。起床係には遅刻前科のある野中マネージャーではなく、岸本になりました(笑) 岸本が寝坊するなよ、頼むぞ!





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