立命館大学バレーボール部
＜２０１０年度 西軍日記＆関西選抜日記＞
| 月日 | 本日の西軍＆関西選抜 |
| １２月７日（火） 合宿初日 於：サントリートレーニングセンター 集合・ミーティング～午後練習 |
筆者は業務のため９日午前練習からの参加となりますので、それまで西軍日記は更新出来ないと思われます。宜しくお願いします。 |
| １２月８日（水） 合宿２日目 於：サントリーレーニングセンター 午前・午後練習 |
明日よりいよいよ筆者も合宿に合流します。なお関西選抜日記も宮地マネージャーが執筆致します。関西選抜日記の更新は多分一日遅れに鳴りますが、乞うご期待！ |
| １２月９日（木） 合宿３日目 於：サントリートレーニングセンター 午前・午後練習 関西選抜第１回練習 於：大産大 |
＜西軍日記＞ 本日より筆者もようやく西軍に合流しました。 朝はいつもの出勤時よりも早くに家を出て一路西軍が合宿を行っているサントリートレーニングセンターを目指しました。 電車～モノレール～タクシーを乗り継いで午前9時には現地に到着しました。タクシーで料金を払っていると、大体大の加藤が元気に挨拶してくれました。 ロビーですぐに佐幸監督、光山コーチと出会いました。ちなみに今回のように佐幸・光山・為山が正規スタッフで揃うのは、第２回の東西対抗以来となります。いつも顔を合わせている面々ですので不思議な感じもしますが、それが事実なのです。この第２回大会は、最終日に西軍が初めて東軍に勝利した記念すべき大会でもありました。 午前の練習はサントリーさんがメインのフロアを使用されているので、隣の中体育館で行いました。単独チームが練習するにはちょうど手ごろな大きさの体育館でした。 練習はアップから開始されましたが、途中で佐幸監督から注意が飛びました。内容は、「みんな真面目には練習をしようとしているが、大きく自分から飛び出していこうとする姿勢の者が居ない」、「昨年はそういう者が居た」、「ただ真面目に大人しくやっているだけでは東軍に勝てない」ということでした。 真剣に佐幸監督の注意を聞いた後、練習は再開され、ひときわ大きな声でリベロの迫谷が引っ張り始めました。やっぱり、こういう風に自分から出て行くということが肝心です。 その後、強打レシーブの練習では、光山コーチの意地の悪いボールを、選手たちが懸命に追いかけていました。だんだんとチームに勢いが出てくるのを感じました。 練習は１２時には終了しました。終了間際にミズノさんが、今回の西軍のユニフォームを持ってこられたので、選手は早速試着しました。昨年、合うサイズのものがなく、ユニフォームの隙間からお腹が出ていた加藤も、今年はミズノさんの方で万全の準備がなされていたようで、きちんとお腹も隠れるサイズになっていました。加藤がユニフォームをちゃんと着れるのを見て、なぜか拍手が沸き起こりました（笑） 良かったね加藤。 午後の練習は3時から開始しました。昼食の後、佐幸監督が午後の練習開始時刻を告げるときに一瞬間があってから「3時からにしよう」と言った時の、牟田主将の小さな笑みを筆者は見逃しませんでした（笑） 通常なら２時半から開始です。 午後の練習は午前の指摘も活かされていて、ウォーミングアップの時から元気に声が出ていたように思います。アップが済んで以降は、ゲーム形式中心の練習を行いました。光山コーチも筆者も、久しぶりにボールを叩いたので、大変でした。でも、お互い過去のやってきたことは、この年にになっても染み付いているようで、学生達の練習になる良いボールが出ていたように思います。たぶん（笑） 午後の練習の最後の方は、結構疲れが出てへばっていたように思いますが、何とか最後まで乗り切りました。練習最後のミーティングでは、光山コーチから各自の役割とそれに伴う行動についてキツイ指摘があり、本日の練習も引き締まった形で終了しました。 宿舎に戻って食堂に入ると、食卓には何と「すき焼き」の用意がされていました。学生の合宿で「すき焼き」がメニューに出ることはほとんどないと思います。サントリーさんのご好意に深く感謝して全員頂いたことはもちろんです。これで明日も元気が出るでしょう。 明日は、当初の予定を変更して、新日鉄新体育館での練習は行わず、このままサントリーで午後２時半から練習を行います。ということですので、午前は練習オフとなりました。選手たちにとっては待望のオフですので、しっかりと休養をして欲しいと思います。ただし、朝の体操などはそのまま実施されますので、選手たちよ、気を抜いて遅刻などしないように（笑） ＜関西選抜日記＞ 初めてまして。関西選抜マネージャーの宮地です。 今回初めて関西選抜の日記を書かさせて頂きます。 練習初日は初顔合わせという事もあり、とても緊張感があり静かな始動となりました。 まずは天理大学の末代監督から選抜の経緯と心得を話して頂きました。選抜選手という事でプレー面、言動、姿勢の３つの部分を頑張って欲しいとの事でした。その後アップ、パスへとうつっていきました。 練習開始から３０分が立とうとした時大産大の澤井先生から、「元気を出していこう」や「コミュニケーションをとっていきなさい」という指示がありました。すると、緊張から静かにプレーをしていた選手から徐々に声が聞こえてきました。 スパイク、サーブが終わると、澤井先生がチームを振り分けゲーム形式が始まりました。 やはり全国ベスト４という舞台を経験した大商大の田中、瀬川の両選手は周りとの連携をとったり、チャンスボール等の細かいボールに対しても良い反応をしているように思えました。 うちの森田、渡辺の両選手もゲームではスパイク、ブロック、サーブに貢献していました。 練習時間も短いためコンビ等は合わせにくい状況でしたが、レシーブの良い選手が集まっている事もあり、サイドアウトの応酬となったゲームでした。 明日はさらに元気良く、短期間のハンデを補えるようコミュニケーションをとって頑張って貰いたいと思います。 まずは一日目お疲れ様でした。 |
| １２月１０日（金） 合宿４日目 於：サントリートレーニングセンター 午前オフ・午後練習 関西選抜第２回練習 於：大産大 |
＜西軍日記＞ 今朝のトレーニングセンターのある箕面はよく晴れていて、筆者の部屋にもきれいな朝焼けが入ってきました。 選抜合宿ではたいてい人手が足りません。先生方も時チームでは普段やらない球拾いや、床ふき、点示なども行います。また今回の西軍は１回生が吉岡一人しかいないので、練習の後片付けや食事の際の準備なども、全員が行っています。こういうのも良いものです。 さて今回の西軍は、お揃いのウィンドブレーカーを持っています。背中には小さく各自の名前と少し大きくロゴが入っています。「West Japan university all-stars team 2010」がロゴです。なかなか格好が良いので、選手もスタッフも好んではおっています。発案は西野マネージャーです。センスあるやん（笑） 毎朝７時４５分に玄関前に集合し、朝の挨拶とともに、体操とストレッチを行うのですが、本日は天気が良いこともあり、トレーニングセンターの外周をみんなで散歩しました。時間にして約１０分ほどでしたが、周囲の民家の路地を長身の西軍のメンバーがぞろぞろ通っていきましたので、行き交う人は朝から何事！ と驚いていました（笑） 午前の練習はオフとなりましたので、みんな朝食を終えると一目散に部屋に戻って行きました。各自空いた時間に何をするのでしょうか。スタッフの先生方は、食堂脇のソファーでテレビを見ながら食後のコーヒーを楽しみました。 なお昨日は、光山コーチが迫谷に、「あそこの自動販売機で先生方のコーヒーを買ってきてくれ、俺はブラックで、他の先生方には何が良いか聞いて」と頼みました。自動販売機は２台あるのですが、１台が紙コップ用で、もう１台が缶やペットボトル用でした。光山コーチは、紙コップ用を指差していました。 早速迫谷が佐幸監督と筆者のところにリクエストを聞きにきたので、佐幸監督も筆者も「クリーム入り、砂糖なし」と注文しました。 しばらくして迫谷が持ってきたものは、光山コーチには「ブラックの缶コーヒー」、佐幸監督と筆者には、「クリームなし、砂糖入りのコーヒー」でした。おいおい全部違うやん（笑）光山コーチが「これやからインカレで負けるねん」と、嘆くことしきりでした。でも、光山コーチは再度紙コップでブラックのコーヒーを迫谷に買いに行かせ、あまった缶コーヒーは迫谷にあげていました。良かったね、迫谷。ん、でももしかしたら最初からもらう作戦で間違えて持ってきた高等戦術？（笑） 本日のコーヒー担当は高橋でしたが、こちらは教育が行き届いているようで、ばっちり一回で、先生方の注文のコーヒーが届きました。やるやん高橋！ 西軍チームの昼食は１２時半からなのですが、食堂ではその前にトレーニングセンターに会議で来られているサントリーの社員のみなさんが大勢食事をされていました。通り道でもあるので、社員の方が昼食をとられている脇を抜けて筆者が行こうとしたところ、「為山先生～」という声がかかり、声の方を向くと、以前サントリーバレー部でマネージャーをされていた大原さん（天理大卒）が目の前に居ました。 「今、合宿中ですか？」 と大原さんに聞かれ、「立命のじゃなくて、大学西軍の合宿です」と答え、しばし話をしました。思ってもみないところで、知り合いに会えるのは楽しいものです。みなさん社業に専念された後も、しっかりと頑張っておられるのだなぁとあらためて思いました。 午後の練習は2時半から開始されました。 アップから対人レシーブの流れはかなり良く引き締まってきました。特に迫谷と早瀬川のリベロコンビは、よく声が出ていました。竹内も随所に面白いテンションを見せていて、みんなの笑顔を誘っていました。 今日の午後の練習では、昨日支給されたユニフォームを着ている選手が多く、本番までに一度着心地を試しておこうという考えなのでしょう。 対人レシーブからスパイクと続き、明日のゲームに備えて紅白戦を３セット行いました。明日のスタメン予定も試しましたが、選手たちはどれがレギュラーなのか、スタメンなのかは知らされていないので、全員がスタートから行く意気込みで試合をしていました。 そんな中でも特に目立ったのは、松岡のジャンプサーブです。サウスポー独特の強く曲がってくるサーブの軌道で、相手チームをかなり崩していました。 ５時半頃に全ての練習が終了し、事前合宿の練習が終わりました。練習の後は、お世話になった体育館の後片付けや掃除を行いました。こんな時も西軍は全員で行います。 藤野マネージャーと我々指導陣は、新大阪ホテルで行われる代表者会議に出席するため、光山コーチの車で出発しました。しかし、思っていた以上に渋滞があり、定時の午後６時半に約２分遅れで会場に入りました。そこには、学連の関係者や東軍男女・西軍女子のスタッフが揃っていました。 筆者と光山コーチの二人は、会議出席の義務は無いので、代表者会議が終わるまで、黙ってロビーで待っていました。 約３０分ほどで代表者会議は終了し、まだ用事がある藤野マネージャーを残して、佐幸・光山・為山で昨日も行ったスーパー銭湯に出発しました。箕面にある「水春」というスーパー銭湯でお湯もなかなか良く、ゆったりとしたつくりで非常にくつろぎ、しっかりと汗を流せました。特に光山コーチは、昨日も今日もお風呂はそこそこにマッサージをしてもらい、非常に身体がほぐれたと上機嫌でした。 お風呂を出て、いったん合宿所まで車で戻り、車を置いて、合宿所の近くの「ミッキー亭」という居酒屋に行きました。ここは、水曜日の夜から佐幸監督と光山コーチの二人で行っており、昨日と本日は筆者も加えて３日間連続で通っています。 焼餃子が非常に美味しく、またおでんも光山コーチのリクエストで玉子を５個も入れてもらい、それだけではあき足らない光山コーチの特別注文で 、玉子６個入りの卵焼きを焼いてもらいました。卵好きの光山コーチが大満足だったのは言うまでもありません（笑） 他にもこれでもかというぐらい、色々と注文して、きっとこのお店でこれだけ食べる人はいないだろうというぐらい食べまくって、本日の宴も終了しました。 そんな宴の中でも、明日の試合に向けての作戦はしっかりと話し合いました。明日の戦いを期待してもらいたいと思います。 明日は、午前中ゆっくりと支度をして、バスで会場に向かいます。頑張ります！ ＜関西選抜日記＞ 関西選抜、練習二日目の様子です。 今日も大産大の体育館で19:00から練習でした。今日は大体大の浅井先生が来られ、「まだまだ関西もやるじゃないかと思わせよう！」などの激が飛んだ練習開始でした。 昨日とは違う体育館への移動中、各自がコミュニケーションをとっていたため、練習開始の雰囲気も昨日みたいな緊張感はありませんでした。しかしやはり昨日同様静かな立ち上がりでした。 アップ、パス、スパイクを行いゲームへ移る前に大産大澤井先生から「元気出していこう」との指示が出ました。すると、一気に締まり、元気のあるゲームとなりました。 昨日同様片方は３回生中心、もう片方は１、２回生が中心でのチーム構成でした。 ゲーム序盤は唯一の１年生濱選手のトスワークが冴えていました。昨日から先輩達に囲まれ、気を使っていたのでなかなか思い通りプレー出来ない中でも、天理大の和田選手を中心に組み立てた速い攻撃で３回生チームのブロックを振っていました。 中盤に入り、森田選手の弾丸サーブでノータッチエースをとり、３回生チームは流れを掴みました。相手選手からは「速い」との声が聞こえてきました。本人もサーブの感覚が良い状態に戻ってきたと言っていました。 他にも大体大の飛田選手も高打点からのスパイクやブロックで活躍し、大産大の岡崎選手もサーブにスパイクに活躍し、大商大の田中選手はセット間にブロックの確認やゲーム中の声などでリーダーシップをとっていました。 ゲームを２セット行い、最後に天理大の末代監督から「しっかり選抜選手としての自覚、責任を持って明日朝早くからのゲームだけど頑張ろう」との言葉で本日の練習を終えました。 明日はきっと勝つための雰囲気を自分達から作り、元気良くプレーをしてくれる事でしょう。 遅い時間からの練習、お疲れ様でした。 |
| １２月１１日（土） 東西対抗第１戦（於：新日鉄堺新体育館） 関西選抜ｖｓきんでん 第１戦 |
＜西軍日記＞ 本日の箕面も晴れです。が、時間が経つにつれて段々と曇ってきました。 朝はいつもと同じく７時４５分から体操です。橋本が真ん中に立って掛け声をかけながらみんなで体操をしました。連日の練習の疲労で身体がばきばきと音を立てている者もいたようです。 今日の食後のコーヒー係は阿部でした。選手間でも、先生方のコーヒーの好みについては情報が伝達されてきたようで、阿部の持ってきたものはばっちりでした。光山コーチはいつもコーヒーの好みを聞かれた際に「俺の腹！」と言っています。たぶん「腹黒い＝ブラック」ということなのですが、何回も同じことを言っているので、もう笑ってもらえていません（笑） それでも阿部は優しいので、苦笑してあげていました。 我々西軍男子は東軍男女、西軍女子や関係者が宿泊している新大阪ホテルには宿泊していませんので、自分達でサントリーから堺まで行かねばなりません。今日も貸し切りバスをチャーターして、１０時半に全員でサントリーを出発しました。 会場である新日鉄堺の新体育館は非常にきれいでした。西軍が会場に着いたときはちょうど、関西選抜ときんでんさんの試合の３セット目が行われていました。なかなか接戦の良い試合だったようで、関係者の一人として安堵しました。 その後開会式が賑々しく執り行われ、いよいよ大会本番の緊張感が高まってきました。その間に、会場には西日本各地区から指導者の先生方続々到着されていました。愛知学院の植田先生、名城大の江藤先生、福平大の松井先生、福岡大の牛原先生、九産大の原先生など、わざわざ遠方から西軍の応援に来ていただけました。本当にありがとうございます。この辺りが西日本の良いところです。 また大学関係者以外にも色んなバレー関係者が顔を出されていました。筆者の関係のみでいうと、ガイチこと中垣内が研修先のアメリカから日本に戻ってきていたようで、試合を観戦してくれました。忙しいのにありがとう。 また先のアジア大会で優勝した筆者と同級生の植田全日本監督も、顔を出してくれました。随分と痩せていたのでどうしたのと聞いたところ、「ストレスで10ｉｋｇぐらい痩せたよ」と言っていました。まぁこの歳になるとなかなか体重が減ることは無いので、「おお、良かったやん」と軽く言ってしまいました。ごめん、許せよ辰哉（笑） さて本日の東西対抗第１戦は、以下の通りでした。 ＜東西対抗戦 第１日目＞ 第１セット序盤は、両チーム緊張のためかプレーが固く、特に西軍は、なかなか普段どおりのプレーが展開出来ない形で試合進行が進み、結局そのまま東軍が押し切ってセットを先取。 つづく第２セットに入ると徐々に西軍も、試合に慣れて力を発揮。特に大爆発したのが、スーパーエースに登用した松岡（愛院大）、東軍の高いブロックをものともせずに、力強いスパイクを何度も打ち込む状況で、初の全国デビューを果たす。 第３セットは、いきなり序盤で西軍がリードを保っていく。しかし懸命に東軍もじわじわと迫って来ており、しんどい展開がつづく。ただ、先のセットから大当たりの松岡が要所を次々と決めていき、西軍に勝機をもって行く。しかし、終盤で東軍の高いバレーに押し込まれた西軍は、そのまま東軍に逃げ切られ、このセットを落として、ゲームセット。 セットカウント０－３のストレートで、西軍は敗れた。 ×２０－２５ ×１９－２５ ×２２－２５ ※セットカウント３－０で東軍の勝利 スタメン：吉岡・高橋・松岡・新原・楊・橋本・L早瀬川 ＜関西選抜日記＞ 今日は東西対抗戦２０１０のエキシビションマッチでした。 スタメンは愛甲、森田、衛藤、梁、田中、渡邉、Ｌ瀬川です。 １セット目の立ち上がりは瀬川選手の丁寧なサーブレシーブからサイドアウトを繰り返しました。しかし中盤からは攻撃が単調となってしまい、２３ー２５でセットを奪われました。 ２セット目は大商大の田中選手に代わり大産大の岡崎選手が入り、強いサーブとチームを盛り上げるといった彼の持ち味を出してくれました。相手の多彩な攻撃 に苦しめられましたが、途中、森田選手に代わり再びコートに戻った田中選手が勝負強さを出し、最後は渡邉選手のブロックにより３０ー２８で取り返しまし た。 ３セット目は２セット目の途中から二枚替えで投入された大体大の飛田選手、甲南大の濱選手をそのままスタートから起用しました。すると、濱選手のコンビバ レーで岡崎選手が活き、飛田選手の高いブロックとスパイクでリズムを掴みました。 メンバーチェンジで入った関学大の稲岡選手、天理大の和田選手もチームを 盛り上げてくれました。また怪我でなかなか出場出来ない大産大の岡田選手が率先してベンチから盛り上げてくれました。しかし最後は相手のブロックにつかま り、セットを奪われました。 チーム結成から短期間とありコンビが合わない等の連携ミスもありますが、今日の一日でチームがまとまりつつあるように感じます。 また、ベンチでは大体大浅井先生を中心にスタッフ陣も選手達以上に白熱していました。 明日でこのチームも最後となるので、精一杯自分の仕事をこなして行くと同時に浅井先生達に負けない位燃えていきたいと思います。そして最後は勝利という形で終えられたら幸いです。 |
| １２月１２日（日） 東西対抗第２戦（於：新日鉄堺新体育館） 関西選抜ｖｓきんでん 第２戦 |
＜西軍日記＞ 本日は朝から良く晴れています。 朝はいつもと同じく7時45分から体操を行い、食堂で朝食を頂きました。食後に佐幸監督から本日の予定が発表され、最後の一日を頑張っていこうということを全員で確認しました。 筆者と佐幸監督、光山コーチの３人は、学生達より一足速くサントリーから出発しました。関西選抜ときんでんの試合を見るためです。 会場に着くとちょうど公式練習が行われており、早速両チームの指導陣に挨拶をして、フロアの一角に座って観戦させてもらいました。試合は、きんでんの選手達のテクニックと学生達の若さの勝負だったように思いました。 試合後、東西女子の試合が始まるまでの間に観客席に上がり、そこで支給されたお弁当を食べました。ちょっと昼食には早かったのですが、練習会場に全員でバス移動しなければならないため、急いでかきこみました。 １２時すぎに全員でバスに乗り、近くの昭和電工の体育館まで行き、先に練習をしている東軍が終わるのを待って、西軍の練習を開始しました。練習の際は、昨日と同様、各自がよく声を出して元気に動いていました。やはりこのチームはやる時にはやるチームです。 そうこうしている内に練習も終わり、再びバスで会場に戻ると女子の試合が白熱していました。観客席も大勢の方が来られており、よく盛り上がっていました。関西の動員力も大したものです。 女子の試合が終了し、その後の女子の表彰式も無事終了して、男子の試合が開始されました。 ＜東西対抗戦 第２日目＞ 第１セット序盤からたたみかけていきたい西軍であったが、細かなミスが続いて逆に東軍に走られる。途中、流れを変えるためにメンバーチェンジを試みるが、大勢は変わらず、そのまま東軍にこのセットを先取される。 つづく第２セットは、主将の牟田が松岡に代わって入り、序盤から西軍が勢いよく飛び出していく。サーブレシーブが安定し、攻撃陣も単調にならないように心がけて、東軍のブロックをすり抜けて行く。しかし、負けられない東軍も高さとパワーを武器に西軍を追いかける。終盤で東軍に追いつかれた西軍は、その後サーブレシーブを崩され、苦しくなったところをブロックされ、このセットも東軍が奪取する。 後が無くなった第３セット、もう一度全員で集まって声を出し気合いを入れる。序盤は一進一退の激しい攻防が続く。しかし、中盤で東軍は一気にスパートをかけ、徐々に差を拡げられていく。何とか立て直したい西軍は、加藤のピンチサーブや、セッターを中田に代えて反撃を試みる。最後まであきらめない西軍であったが、東軍のスパイクがブロックアウトとなり、ゲームセット。 セットカウント０－３のストレートで西軍は敗れた。 ×１７－２５ ×２０－２５ ×１９－２５ ※セットカウント３－０で東軍の勝利 スタメン：吉岡・高橋・松岡・新原・楊・橋本・L早瀬川 －－－ 今年の試合は残念ながら西軍の２連敗となってしまいました。東軍のメンバーは事前の予想通り、東海大に伏見が入るパターンで、その意味では個々に対する分析も念入りに行ってきましたが、試合になるとどうしても要所で狙いを徹しきれない場面も出てしまいました。 西軍は合宿中からボールを落とさない、特に意識の準備を行っておけば対処出来るプレーに関しては、絶対にミスをしないということを徹底してきました。そのためにお互いに声を出し、常に確認してプレーを行いました。その成果もあり、初日はほとんど東軍が仕掛けてくる軟攻を拾いまくっていたと思います。そしてそこからみんなで繋いでスパイカーに勝負を託すというバレーでした。 普段の西軍の選手達は、陽気な者、とてももの静かなもの等、様々なタイプの選手達でしたが、プレーをするときは目の色を変えてプレーに取り組むということが出来ていました。佐幸監督をはじめ指導陣の厳しい要求によく付いてきてくれたと思います。 今回筆者は色んな紆余曲折がありながら、随分久しぶりに正規スタッフとして選抜チームに関わらせてもらいました。ここ数年外から見ている時には見えなかったものが、今回の帯同で随分と見え、また学ぶべきものを多く掴ませてもらいました。その意味では、最終成績はともあれ、非常に濃密で素晴らしい４日間でした。 今回の西軍メンバーは、昨年の毛利のような際だった技術を持った者は居ませんでしたが、練習から試合まで、泥臭く実直にやってこれたことは、大きな成果だったと思います。今回の４回生は今後様々な進路に進んでいくようですが、是非とも西軍で学んだことを次のステージでも活かしていってもらいたいと思います。また３回生以下は、次年度の東西対抗に向けて、一段とレベルアップして再び東西対抗の場に戻ってきて欲しいと思います。 今回の西軍日記もこれにて終了いたします。 お世話になった方々、応援頂いた方々に深く感謝の意を表し、終わらせて頂きます。 どうもありがとうございました。 ＜関西選抜日記＞ 東西対抗戦のエキシビションマッチの二日目でした。 スタートは愛甲、岡崎、衛藤、飛田、森田、山近 Ｌ稲岡でした。１セット目は森田選手のブロックアウトで点数を稼ぎ、今大会初スタメンとなった近大の山近選手のブロックも飛び出し幸先良くセットを奪いました。 ２セット目は森田選手のサーブと、大産大の岡崎選手の切り返しのコンビがうまく機能しました。このセットでは大体大の飛田選手の闘志あふれるフライングも飛び出し、隣に座ってらっしゃった浅井先生も嬉しそうでした。このセットは３３ー３１で競り勝ちました。 ３セットは大きくメンバーを入れ替えました。このセットのスタメンは濱、岡崎、衛藤、和田、田中、山近 Ｌ瀬川でした。大商大の田中選手と途中から入った大産大の岡田選手を中心にチームの雰囲気も良くなりました。 今日は３ー０で勝ち、このチームの有終の美を飾る事が出来ました。 今日もスタッフ陣は自分のチームの選手には厳しく、相手のチームの選手には優しい激を飛ばされていました。また、３セット目から出場した濱選手は浅井先生の指示で、末代監督に「３セット目出して下さい」と直訴しに行かされていました。 とても楽しいスタッフの先生方や選手達に囲まれた中でのマネージャーでしたので、緊張や予想以上の仕事の多さで大変でしたが、楽しかったです。 ただ、４日間でわかったのは、心配性な私にはマネージャーの仕事は向いていないようです。連絡事項のミスがないか心配でとても疲れた４日間でした。しかし同時に選抜などには縁もなかった私には大変貴重な経験をさせていただきました。 最後に浅井先生、末代先生、澤井先生には４日間ご指導頂きました事をこの場を借りてお礼を言わせて頂きたいと思います。ありがとうございました。 お読みになって頂きましてありがとうございました。 |
＜２０１０年度 西日本選抜男子チーム＞
役 職 氏 名 所 属 監 督 佐幸 法昭 東亜大学 コーチ 光山 秀行 近畿大学 トレーナー 為山 誠司 立命館大学 マネージャー 藤野 翔太 大阪体育大学 No. 氏名 大学名 学年 身長 最高到達点 ポジション 1 牟田 真司 東亜大学 4 190 333 OP 2 高橋 貴広 東亜大学 4 198 340 MB 3 竹内 洸介 関西学院大学 4 191 339 MB 4 加藤 隆一 大阪体育大学 4 186 325 OH 5 中田 康隆 東亜大学 4 184 320 S 6 新原 正二 九州産業大学 4 179 325 OH 7 迫谷 竜児 近畿大学 4 171 305 L 8 早瀬川 雄也 大阪産業大学 4 165 290 L 9 楊 金宇 近畿大学 3 197 345 MB 10 松岡 祐太 愛知学院大学 3 191 335 OP 11 橋本 大智 東亜大学 3 190 330 S 12 阿部 領太 東亜大学 3 190 345 OH 13 ベゼラ ジュニオル 福山平成大学 3 190 340 MB 14 吉岡 光大 東亜大学 1 190 330 OH
わが立命館からスタッフとして為山監督（トレーナー）が参加します。
＜東西対抗戦エキジビションマッチ 関西選抜男子チーム＞
役 員 氏 名 所 属 備 考 監 督 末代 喜道 天理大学 強化委員会男子部長 コーチ 澤井 亨 大阪産業大学 男子強化指導普及委員 トレーナー 山口 昌勇 大阪産業大学 マネージャー 宮地 航 立命館大学 選 手 氏 名 大学名 学年 身長 最高到達点 ポジション ① 岡田 康太 大阪産業大学 3 178 325 OH 2 衛藤 英興 大阪産業大学 3 196 335 MB 3 梁 佳維 大阪産業大学 3 192 325 OH 4 渡邉 多聞 立命館大学 3 190 327 MB 5 森田有智夢 立命館大学 3 189 326 OH 6 和田 拓磨 天理大学 3 183 325 MB 7 瀬川 拓也 大阪商業大学 3 177 305 L 8 田中 恭平 大阪商業大学 3 176 320 OH 9 山近 哲 近畿大学 2 192 340 MB・OH 10 飛田 千輝 大阪体育大学 2 188 330 OH 11 岡崎 将司 大阪産業大学 2 182 325 OH 12 愛甲 敬太 大阪産業大学 2 180 315 S 13 稲岡 佑一 関西学院大学 2 180 314 L 14 濱 嘉宏 甲南大学 1 173 325 S
わが立命館から選抜選手として森田・渡邊、マネージャーとして宮地が参加します。
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